トレチノインのメリット、デメリット

どんなに優れたものでも、必ずメリットがあればデメリットも存在します。それが薬としての役目を持つ場合には特にメリットとデメリットを把握した上で使用していくことが大切です。

 

・トレチノインのメリット

 

肌のターンオーバーを促進させる作用が期待できます。シミに対して使用する場合はハイドロキノンと併用する事で、効果を高めます。

 

ターンオーバーを促進させるだけでなく、皮脂の過剰分泌を押さえ、肌の潤いに欠かせないコラーゲンやヒアルロン酸の生成をサポートする作用もあります。

 

コスメとして販売されているものは、あまり効果は期待できませんが、皮膚科の処方薬として処方されるものには高い効果が期待できます。

 

レチノールはとレチノインというビタミンAから作られているので、アレルギーを起こしにくく安全性の高い成分です。通常の美白では効かない肝斑などのシミにも対応できます。

 

シミ以外にもニキビ跡など幅広く使えるのも特徴です。

 

・トレチノインのデメリット

 

角質を剥がす作用があるので、肌質によっては皮がむけ赤くなる事があります。

 

角質を剥がす作用は肌が弱い人は強い刺激となり、火照りや炎症を起こす事もあるので、使用上の注意を守る事も大切です。肌のターンオーバーに合わせて使用するので、塗った翌日にしみが消えるなど即効性は期待できません。

 

個人差もありますが、効果を実感するまでには1ヶ月から3ヶ月ほど時間がかかります。

 

トレチノインを使用している間は特に紫外線対策には気を使います。もしも紫外線を浴びてしまった場合は、強外部刺激となり肌の炎症を悪化させる可能性もあります。

 

高い効果が期待できますが、その分間違った使い方をした時のリスクは高くなります。

 

海外には日本には一般に市販されない濃度のトレチノインクリームなどを安く売っているので個人輸入する事もできます。しかし初めて使う人やあまり使った経験がない場合は、安易な使用はリスクも高いので、皮膚科を受診して、自分の肌質に合った濃度のトレチノインを配合してもらうのが一番です。

 

シミには高い効果が期待できますが、刺激が強いのは否めませんので妊娠中の人は使用を控えたほうがいいと言われています。毛穴の黒ずみや小じわの改善効果も期待できますが、自分がどのタイミングで、どのサイクルで使うべきかしっかりと把握しておきましょう。

 

肌が弱い人は皮膚科の処方薬であっても、事前にパッチテストをしておくと安心ですね。