トレチノインの副作用と使用上の注意点

トレチノインはシミ以外にも、小じわやニキビ跡などにも幅広く対応してくれます。一般的な美白化粧品では効果がない肝斑にも効くと言われていて、シミに悩む人には特に注目されています。

 

・トレチノインの副作用

 

トレチノインを使い始めてから2週間が一番辛い時期だと言われています。

 

多少個人差もありますが、ターンオーバーを促進させシミの元になっているメラニンを押し上げようとします。この結果トレチノインを塗ってから数日後には、角質がポロポロと剥がれ落ちてきます。日焼けをして皮がむけるのと同じですが、日焼けとは違うので皮がむけたあとは少し赤くヒリヒリします。

 

沈着していた色素が押し上げられ表面に出てくるので、一旦シミが濃くなったように感じますが、これを我慢すると肌も慣れ刺激も徐々に軽くなっていきます。

 

これは副作用ではなく正常な反応ですが、肌が弱い人は炎症がひどく悪化してしまう事もあります。こうなってしまうとトレチノインは使用できません。

 

またマウス実験では長期間にわたり使用した場合奇形が確認されているため、妊娠中もしくは妊娠の可能性がある人はトレチノインを使用できませんので注意してください。

 

・トレチノインの使用上の注意点

 

今は以前と違い規制緩和されたこともあって、トレチノインの元になるレチノール配合の化粧品も数多く出ています。ただし化粧品として作られているものと、皮膚科などで治療を目的として使用するトレチノインは効果が大きく異なります。

 

化粧品の場合は毎日使うことを前提としているので、肌への負担を最小限にしていますが、シミが消えるといったはっきりとした効果は期待できません。

 

これからできるシミには予防効果は期待できますが、今あるシミには対応できません。

 

それに比べて病院で処方されるレベルのトレチノインはシミなどの肌トラブルを治療する目的で作られていますし、今あるシミにも効果的です。ただし、処方薬となるので一般には販売されていません。処方薬の場合は濃度も濃いので、高い効果が期待できますがその分肌への刺激や負担も大きくなるので使用には十分注意が必要です。

 

トレチノインでシミを治療する場合は、2ヶ月以上という長い時間がかかります。
1週間程度で効果が出るというものではないので、即効性は求めないほうがいいでしょう。

 

また効果が高い分、医師の指示を守り使用しなければいけません。

 

トレチノインはハイドロキノンとの併用でより効果がアップしますが、どちらも使用するには医師の指示を守ることが大切です。