エラグ酸の効果と副作用

・エラグ酸とは

 

エラグ酸は、主にブルーベリーといった果実類に含まれる成分で、ポリフェノールの一種になります。最初はがんを抑えてくれるということで話題を読んでいました。

 

ところがポリフェノールに老化を予防する働きがあるということが分かると、その抗酸化作用から、美肌成分としての働きも注目されるようになったのです。

 

・エラグ酸の高い効果

 

エラグ酸の働きは、チロシナーゼというメラニンを黒くさせる物質を抑えてくれることです。
そのため美白効果もあり、化粧品などに多く使用されています。

 

メラニンというと、日焼けの原因、シミを作り出すということで知られていますが、メラニンによって日焼けやシミができるのは、チロシナーゼがあるためです。

 

皮膚は紫外線によって、ダメージを受けます。このダメージから皮膚を守るために、細胞内でメラノサイトを通じ、メラニンが多く生成されます。

 

そこにチロシナーゼが合わさると、メラニンは黒くなり、日焼けやシミなどの色を作り出すのです。ですからチロシナーゼの働きを阻害することは、美白につながるということで、エラグ酸は美白効果があるとして注目を集めているのです。

 

・エラグ酸の副作用は?

 

エラグ酸には基本的に副作用がありません。
エラグ酸は天然ポリフェノールですから、肌の弱い人でも使うことができる成分です。

 

そのため、敏感肌、ニキビ肌の人でも安心して利用することができます。
抗酸化作用も強い上に、がんなどを抑えてくれるため、医療の現場でも広く使われています。

 

注意点は、エラグ酸の配合に制限が設けられていることです。
そのためエラグ酸の濃度をあげて使うことはできません。

 

ハイドロキノンという肌の漂白剤と呼ばれる美白成分が今話題を集めていますが、残念ながらエラグ酸の濃度ではハイドロキノンほどの効果を見出すことはできません。

 

ハイドロキノンにも市販の化粧品には制限が設けられていますが、どちらもチロシナーゼの働きを阻害するものです。どう違うのかというと、ハイドロキノンは今あるシミにも効果を発揮するということです。

 

そのためエラグ酸にも同じ効果が期待されているのですが、エラグ酸はより低い濃度でしか化粧品に配合できませんので、そこまで期待できません。

 

しかし美白効果は高く、シミを予防するという点においては、エラグ酸は高い効果を発揮します。今あるシミ、ではなく、今後できるシミに対して、有効であると考えるといいでしょう。

 

またハイドロキノンは場合によっては白斑などの副作用の心配がありますが、エラグ酸には副作用の心配がまったくないことからも、エラグ酸は安心といえるのです。